いつもはヘルプ系の記事や分析系の記事を書いてますが、今日はお酒でも飲みながら自分の意見・感想を書いていきたいと思います。
3月に入ってから、Googleの検索結果表示アルゴリズムのアップデートがありました。
ブログ開設してから、それなりにアクセスが増えてきた等ブログですが、モロに影響を受けてしまいました。
下の画像は、当サイトのGoogleAnalyticsの統計(3ヶ月分)ですが、3月に入ってからアクセス数が急降下……。
地面に突き刺さっています。
企業サイト・公式サイトが軒並み急上昇
ぼくもあまりにアクセスが低下したので、色々と情報収集してみたところ、企業サイトや公式サイトが上位を独占して、個人ブログは検索順位が下の方に追いやられているとのこと。。
企業や、専門家が書いた記事が上がっているようです。
ネットは個人のものから社会基盤へ進化中?
ぼくもまぁまぁネット歴は長い方だと思うんですが、初期のカオスな時代から打って変わってネットはすっかり成熟期に入りました。
小学生の頃に、Yahoo!Japanが10分は開かないNECのValueSTARで初ブラウジングを達成し、中高生の頃はWinMXが流行り、大学に入ってからはmixiやGREEなどのソーシャルメディアが始まり、カオスなニコニコ動画が始まり、社会人になるとスマホが流行りだして……というアラサーあるあるなネットライフを送ってきました。
特にスマホを皆が持ち始めてからですが、ネットが国民共通のツールとして普及しつつある(というかなった)と思います。
大学の頃に、一人暮らしでVDSL(フレッツ光)引いてた時は、物凄く快適にブラウジング出来たのですが、スマホ時代に入ってからはトラフィックが増えたのかネットが遅く感じます。(一時期、Docomo光にしてましたが、遅すぎてNuro光に変えました)
こうしてネットが一部の趣向者の手から離れ、国民全体のツールになってくると、当然「みんなのネット」である必要が生まれ、公式ページや企業のページが検索上位に表示されるのは必然の流れとなってきます。
少し前にもウェルクに適当な医療記事が掲載されて、それを鵜呑みにした人が誤った医療知識を身に着け実践して問題になる事件がありましたが、そういった事を防ぐためには「正しいネット」にすることは必要です。
今や数多の検索エンジンを駆逐して、独占体制となったグーグルには人々をおかしなウェブサイトに誘導してはいけない、という社会的使命があるでしょう。
つまらないネットになる?
しかし、正しさだけ、だとつまらないです。
ネットは娯楽と実用を兼ね備えたメディアですから、正しく、かつ面白いコンテンツが両方必要です。
自由にモノが言えない企業サイトや公式サイトばかり優遇してたら、回覧板や市役所の広報誌を読んでるのと変わらなくなります。
そんなネットなら、新聞やテレビの方がよっぽど面白いですよね。なので、正確性と面白さの塩梅が重要になってきます。
もしGoogleがそれを実現できなければ、何か他のサービスに今の地位を取って変わられることになるでしょう。
テレビだって昔は一番イケてるメディアだったのに、今ではオワコンと言われて久しいですから。
ぼくの尊敬するGoogleには、そんな風にはなって欲しくないです(し、ならないでしょうけど)。
個人サイトだって(の方が)役立つし、面白かったりするんだぞ、という事を今一度思い出して欲しいものですね。
個人だから書けるネット
思ったことや体験したことを素直に書けるのは、自由な個人の特権です。
みんな最初は素人ですが、素人じゃないと書けない記事もある訳で・・・。
プロの視点って逆に素人にはわかりにくいことも多いですから。
プロしか書けないネットになってしまえば、本や新聞と変わりません。
そういうネットの良さを、今後も失わないで欲しいな、って思ってます。
正直、検索順位下げられた事がきっかけでこんな記事を書いてしまってますが(笑)、みんなに役立つ、一個人からみた知見を、このブログに書いていきたいと思います。
まだまだめげずに頑張ります。