Kubernatesの勉強をするために、デスクトップでKubernatesクラスタを構成できるMinikubeをインストールしてみます。
以下のページを参考にしてインストールします。
基本的に、こちらをそのままやっていく感じです。
前提:ハイパーバイザーの導入
まず前提として、ハイパーバイザーがどれかをインストールしてないといけません。
ぼくはWindowsなので、VirtualboxかHyper-Vを入れるように、とのことでした。
ぼくのPCには既にVirtualboxが入っていたので、そのまま進めます。
以前、以下の記事でVirtualBoxのインストール方法を書いたので、こちらも参考にしてください。(CentOSの下りはやらなくてOKです)
VirtualBoxでCentOS7を簡単インストールする方法 - プログラミングと資産運用な日々
kubectl、minikubeのインストール
ハイパーバイザーの準備ができたら、minukubeを管理するためのコマンド「kubectl」とminikube本体をインストールします。
やり方は以下のリンクに書いてあります。
https://kubernetes.io/docs/tasks/tools/install-kubectl/
ぼくは、以下のchoco のコマンドを使ってインストールしました。
chocoって何?という方、chocoはWindowsのパッケージマネージャです。
ubuntuで言うところのapt-getや、centosのyumみたいな感じで、パッケージのダウンロード、インストール、管理が簡単にできるツールです。
chocoのインストールは以下のリンクより。コマンドプロンプトかpowewshellから、記載のコマンドをコピーして貼ってやるだけです。
https://chocolatey.org/install
kubectlのインストール完了すると、「kubectl」コマンドが使えるようになります。
以下のように、「kubectl version」と入れると、バージョン情報が表示されます。
minikubeの起動
以下のリンクを参考に、minikubeを起動します。
https://kubernetes.io/docs/setup/minikube/
起動コマンドはこちら。
下のように、「Please enjoy minilkube!」のメッセージが出れば成功です。
hello-minikube の実行
さて、折角minikubeのクラスタが起動したので、なにかイメージをデプロイしてみましょう。
こちらのサンプル通りやってみます。
Running Kubernetes Locally via Minikube - Kubernetes
以下のコマンドで、hello-minikubeをデプロイしましょう。
さらに、このhello-mimikubeを公開します。
起動状況を確認します。デプロイするとpodという実行単位ができます。
以下のコマンドで確認できます。
ここまでの実行イメージと結果は以下の画面のようになります。
では、このhello-minikubeにアクセスしてみましょう。
以下のコマンドで、hello-minikubeにアクセスするためのURLを取得します。
できたらURLをコピーします。
で、ブラウザでアクセス。
結果が表示されました。
これでイメージを色々と切り替えると、いろんなイメージをデプロイできそうですね。
ということで、今回は体験版程度ですが、今後深めていければと思います。