Amazon AWSで機械学習が簡単にできるらしい、という話を聞いて、早速使ってみたいと思い、体験してみます。小一時間でできるところまでレポートします。
以下の触れ込みによると、マシンラーニングのモデルを最も迅速で簡単に作る仕組みなんだそうです。
- AWS(Amazon Web Service) とは
- Amazon SageMakerとは
- 早速SageMakerを使ってみる
- jupyter Note Book を使ってみる
- 最後に、終わったら停止を忘れずに!
- まとめ:簡単に作れるデータ分析環境、それがSageMaker
AWS(Amazon Web Service) とは
そもそもの話で、AWSを知らない人向けにサクッと解説。AWS(Amazon Web Service)とは、Amazonが提供するクラウドコンピューティングのサービスです。
難しい設定なしに、AWS画面の操作だけで、簡単にサーバーを立てたり、ビッグデータの処理ができたり、AIの開発ができる優秀な仕組みです。
今、IT業界では大注目のサービスです。
Amazon SageMakerとは
さて、数多のAWSのサービスがある中で、Amazon SageMakerは簡単に機械学習ができるサービスです。
機械学習は、人口知能の一種で、ディープラーニングの一個手前の仕組みです。
注意:料金がかかります
お手軽便利なAWSですが、利用料がかかります。
といっても、無料枠があるので、大きなサーバを長時間稼働させたりしなければ大丈夫です。
SageMakerは、2ヶ月の無料枠、終了後も安く使えるみたいです。
個人で遊ぶ程度なら、一番小さいサーバで十分だと思います。
1時間あたり、0.065USDって、10円もかからないんですね。すごい!
早速SageMakerを使ってみる
前置きが長くなりましたが、早速SageMakerを使ってみましょう。
コントロールパネルから、検索窓にSageMakerと打っていると、勝手にリンクがでてくるので、クリックしましょう。
では、トップページから、「ノートブックインスタンスの作成」で進みましょう。
お試しなんで、「TestNoteBook」というノートブックを作ってみます。
インスタンスタイプは、一番リーズナブルな、「ml.t2.medium」を選択しました。
IAMロールは新規作成、続きはその下で。
IAMロールを作成する、で以下の画面のように作成しました。適当です。
元の画面に戻って、オプション系は、全部「No」にしてみました。
ノートブックの作成を押すと、以下の画面に。
今作った、TestNoteBookを選択して、ノートブックインスタンスの作成をクリックします。
(なんか、「TestNoteBook」のリンクをクリックすると、エラーが出てましたが、戻ると普通にオープンが押せるようになっていました。。よくわからん。。)
リンクを開くと、jupyter Note Bookが開きました。おお、これでもうデータ分析ができるじゃないか。。話が早い。
jupyter Note Bookって、普通に自分のパソコンや、サーバにインストールすると結構大変なんですよね。この辺がいいところです。
jupyter Note Book を使ってみる
とりあえず、jupyter Note Bookができたので使ってみましょう。
右上の「New」から、「conda python3」を選んでみます。
テキストボックスに、python3のコードを入れて、「Run」ボタンを押すとかえってきます。下の例は、「Hellow World」をprintする、
という最初によくやる例を、ぼくもやってみました。
こんな感じで、ここで簡単にPythonを実行して結果を見ることができるので、機械学習のモデル作成にはピッタリです。
最後に、終わったら停止を忘れずに!
これ大事なポイントですが、終わったら必ず停止をしましょう。
以下のように、「Stopping」になればOKです。
まとめ:簡単に作れるデータ分析環境、それがSageMaker
ぼくもブログを書きながらでも、簡単に30分もかからずにデータ分析環境が作れました。
これからは、なんでも簡単にクラウドで済ませる時代ですよ。
さっさとjupyter Note Book を立ち上げて、本業のデータ分析に取り組みましょう。